第4章 事前の説明が十分でない


●実態を知らせた上での判断を

こんな危険性を持つワクチンなのに、接種を受ける女の子やその親が、事前にそのことを承知で受けているのかというと、決してそんなことはない。彼らは危険性についてはほとんど知らされていないんだ。これは大問題だと思わないかい?

例として、定期予防接種になる前の杉並区の保護者向け説明書を見てみよう。

痛いとか、赤くなるとか、軽い反応が列記され、「何れも一過性のもので、数日以内に軽快します」とある。失神とアナフィラキシーショックについても触れられているが、その他の副作用については一切書かれていないんだ。後遺症が残る可能性があるとか、アメリカでは100人以上死んでいるとか、歩けなくなったり、免疫不全でさまざまな症状に苦しめられる可能性がある、なんてことは一言も書かれていない。
現代医学では「インフォームドコンセント」(=患者に十分な情報が提供されて、患者が納得のうえで治療を受けること)の重要性が叫ばれるのに、これじゃあ、インフォームドコンセントのイの字もない。
まるで国民を騙しているのと同じじゃないか。

副作用はいっときだけこれはとてもフェアなやり方とは言えないね。
せめて「10万回当たり10.4件以上の重篤な副作用(痙攣、てんかん、感覚の麻痺、嘔吐、筋力低下、歩行不能、金づちで殴られるようなひどい頭痛、関節痛、激しい痛みが全身の各所で断続的に発生、視覚障害、計算障害、記憶障害、脱毛、ギラン・バレー症候群、全身性エリトマトーデス、散在性脳脊髄炎、多発性硬化症など)で、入院したり、あるいは障害が残ったりする例が報告されています」と付け加えてしかるべきじゃないだろうか。

「もしも娘がもともと病気だったら、それを治療するために副作用の危険のある薬でも、使おうと考えたかもしれない。でもわたしの娘は風邪ひとつひかないくらい、丈夫で、健康そのものだったんです。リスクを冒す必要性なんかどこにもなかった。ひどい副作用が起こるかもしれないって、もし事前に知っていたら、絶対にこのワクチンを打たせなかったでしょう」とある被害者のお父さんは語っている。

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