プロローグ
現在日本では2種類の子宮頸がんワクチンが認可されている。 サーバリックス(グラクソスミスクライン社製/本社イギリス)とガーダシル(MSD社製/本社=メルク社、米国)だ。
この子宮頸がんワクチンを含む3種のワクチンは、今までは任意接種(本来は有料)だったが、特別に無料もしくは低額で接種されていた。(平成22年(2010)11月から平成25年(2013)3月末までの「子宮頸がん等ワクチン接種緊急促進事業」による)
この助成期限が切れるというので、2013年4月1日から予防接種法が改正され、子宮頸がんワクチンが「定期の予防接種」に組み込まれてしまった。 これによって、百日咳や日本脳炎と同じような「法定接種」となり、「任意」から「勧奨」へと意味合いも変更されることになった。
ちなみに、予防接種法には