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 年  月  日

○○市(区町村)議員       様

ヒトパピローマウイルス(HPV)感染症予防接種(子宮頸がんワクチン)に関する陳情書

    (       住所        )(   氏名  )

要望:HPVワクチンの法定接種を撤回する意見書の国への提出

    ②市(区町村)内のHPVワクチンによる副作用被害者の実態調査と救済

    ③接種案内書の充実

HPVワクチン(通称子宮頸がんワクチン。商品名サーバリックスまたはガーダシル)が予防接種法改正にともない、2013年4月から「定期の予防接種」に組み込まれました。しかし、○○市(区町村)の貴重な財源を使って、このワクチンを接種する意義があるのか、大きな疑問を持っています。理由は以下のとおりです。

a.危険性が高い

副作用の発生率は定期の予防接種の約7倍、インフルエンザワクチンの約40倍、と比較にならないほど高い率で発生しています。失神、アナフィラキシーショック、痙攣、呼吸停止といった一過性の副反応のみならず、後遺症にずっと苦しむケースもあり、これは大問題です。全身の関節が腫れ上がり、痛くて歩くこともできない。あるいは筋肉の力が弱って、歩けない、立てない、ペットボトルのふたも開けられない。金づちで殴られるような激しい頭痛が続く。また体中のあちこちを激しい痛みが移動する。1年以上学校に行くことができなかったり、出席したりしなかったりで留年してしまったり。計算できない。記憶できない。生理が止まる。髪の毛が抜ける。まな板の上で魚がはねるかのように激しく痙攣する。自己免疫不全によるさまざまな疾患(全身性エリトマトーデス、急性散在性脳脊髄炎、ギラン・バレー症候群など)の例も数多く報告されています。痛みに耐えかねて「殺してほしい」「朝起きたら、死んでたらいいな」というような願望を口にする子や、実際に自殺を図る子も出ています。健康そのものだった少女たちが、子宮頸がんワクチンを打ったばかりに、人生を台無しにされているのです。子どもたちをこんな危険にさらしてまで、ワクチンを打つことは、人道に反する犯罪であるとすらいえるでしょう。

b.効果がさだかでない

ワクチンは子宮頸がんにつながるとされる複数のヒトパピローマウィルス(HPV)のうちの2つの種類(16型および18型)の感染を防ぐに過ぎず、その効果は最大限に見積もっても、がんになる危険性を半減するものに過ぎません。

子宮頸がんの予防につながるという確証がないことは製薬会社自身が明確に認めています。サーバリックス添付文書3P「2.免疫原性:抗体価と長期間にわたる感染の予防効果及び子宮頸癌とその前駆病変の予防効果については現時点では明確でない。」

c.必要性がない

子宮頸がんで死亡する日本人は、人口10万人当たり3.9人程度とさほど多くありません(大腸がんは女性10万人当たり30.4人)。ワクチンの効果が確認された期間は9.4年であり、14歳で接種すると有効なのは23歳まででしかありません。一方その年齢層で子宮頸癌で死亡している女性は今の日本にはまったくいないのです。

1~2年に1度の定期的な健診によって、がんになる前の状態で発見でき、開腹なしの簡単な手術(病院によっては日帰り)で切除すれば確実に予防することができます。いずれにせよ50%しか防げないのですから検査は必要。であれば、わざわざ副作用の危険を冒してワクチンを打つ意味がありません。

d.税金の無駄

ワクチン代金は1回分約1万6千円で、3回打つ必要があるため、女児一人当たり約5万円ものワクチン代が、税金から支払われることになります。これはすなわち国民の血税をグラクソ・スミス・クラインやMSDといった多国籍企業に横流しにすることに他なりません。また、こうしたワクチンの副作用被害の補償をするのも自治体や国、つまり、結局はわたしたち国民の税金です。

わたしは、わたしの納めた税金が、このような危険で無益な事業に使われることに反対です。無料化は、「タダならやっておこうか」という安易な判断を助長するため、必ずしも望ましいことではありません。再び予防接種法が改正され、子宮頸がんワクチンが「定期の予防接種」から外されることを切に望みます。

②市(区町村)内での副作用被害はどれだけあるのか、被害者はどのような症状で、症状はその後回復したのかどうかなど、詳細な実態調査をすることを求めます。さらに未回復の被害者の救済を求めます。

③保護者のもとに届けられる接種の案内書の多くは、死亡例があること、後遺症が残る可能性などについては全く言及していません。これは接種の是非を考える判断材料としては、きわめて不十分なものです。

最低限、「10万回当たり10.4回以上、すなわち3回接種すれば10万人当たり31.2人以上の割合で、重篤な副作用(痙攣、感覚の麻痺、筋力の低下による歩行不能、金づちで殴られるような頭痛が続く、嘔吐、激しい痛みが全身の各所で断続的に発生、視覚障害、計算障害、脱毛、ギラン・バレー症候群、全身性エリトマトーデス、散在性脳脊髄炎など)で、入院したり、あるいは障害が残ったりする例が報告されています。接種後に死亡した例も、日本で1人、アメリカでは130人以上にのぼっています。」と案内書に明記していただきますようお願いします。